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トップ > 単行本紹介 > 埠頭三角暗闇市場/椎名誠

埠頭三角暗闇市場/椎名誠

定価¥1.600円(税別)

埠頭三角暗闇市場

椎名 誠

大破壊(ハルマゲドン)後のトーキョーには黒い雨が降るーー。

‘90年日本SF大賞受賞『アド・バード』『水域』『武装島田倉庫』
シーナSF三部作を凌ぐ新たな作品が誕生!

あらすじ

「大破壊(ハルマゲドン)」後の世界を描いたSF長編小説。
地震で傾いた巨大ビルと大津波で打ち上げられた巨大豪華客船が、埠頭を挟んで上部を支え合うようにして出来た「埠頭三角暗闇市場」を舞台に物語は始まる。
「大破壊」後のトーキョーでは、異常気象と薬品による汚染で奇病が蔓延していた。生物は異態進化をとげ、見たこともない生き物が跋扈していた。
「危ない医師」北山は、倒れかけたビルの一室で生体融合手術を行っている。そのアングラクリニックを訪れるのは、ヤクザ、娼婦など怪しい客ばかり。首都警察の刑事・古島は聞き込みのため北山を訪ねた。手術した娼婦が、連続殺人事件の容疑者と思われるからだ。
一方、東京の西部では遺骨の盗難が頻発していた。捜査に当たった西部警察のビランジャー隊の翼隊長は不審な建造物を発見する。
国際情勢も大きく動く。中国・韓国連合がロシアを抱き込み、台頭するインド勢力とロシアの連携を絶とうとする。ロシアの特命全権大使ポトノフの不慮の死は何者の仕業か。
そして、巨大な足だけの未確認歩行物体「Q4」が現れ、混沌の時代は急展開をみせる。
ちなみに本作は、東日本大震災の前に書かれたものである。

60代男性

一気に読みました!

 椎名さんのSFはやっぱりすごいですね! 次の物語には北山はいるのだろうか? 古島はこれからどうなる? 次の椎名さんのSFを楽しみにしています。


50代男性

キタイ通りでした!

 アド・バードよりいいかも・・・。


50代男性

椎名さんのSFは最高です。

 これからもビールを飲んで、楽しいSFを書いてください。

編集者より

『埠頭三角暗闇市場』の発売前に椎名誠さんにロング・インタビューをしました。椎名さんにとってSFとは? の問いに「遊びに行っているようなもの。なんかもう、またきたぜ、て感じかな。単純に言えば好きなんだけど、”帰っていきたい場所”ですね」と答えていただきました。幼少のころからSFが大好きで、「本の雑誌」の創刊のきっかけは目黒孝二さんとSF談義をしていたところから始まったとか。ちなみに最初は「星盗人」というタイトルのSF同人誌を出されたそうです。(残念ながら1号で休刊)’90年代に日本SF大賞を受賞された椎名さんの第二次SF黄金期のスタート作ともいえる本作品をどうぞお楽しみください。

著者

椎名 誠(しいな・まこと)

1944年生まれ。作家。写真家、映画監督の顔も持ち、幅広く活躍する。'89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、'90年に『アド・バード』で日本SF大賞を受賞した。著書に、『岳物語』(正・続)、『大きな約束』(正・続)、『海浜棒球始末記』、『にっぽん・海風魚旅』(1~5)、『風のまつり』、『モヤシ』、『ナマコ』、『そらをみてますないてます』、『新宿遊牧民』、『五つの旅の物語』、『水惑星の旅』など多数。近著は、『風景は記憶の順にできていく』(集英社)、『あやしい探検隊 済州島乱入』(角川書店)、『カツ丼わしづかみ食いの法則 ナマコのからえばり9』(毎日新聞社)、『さらば新宿赤マント』(文藝春秋)、『殺したい蕎麦屋』(新潮社)、『アイスプラネット』(講談社)、『酔うために地球はぐるぐるまわってる』(講談社)。
自身が企画・プロデュースした『とつげき! シーナワールド‼︎(1) 飲んだビールが5万本!』(椎名誠 旅する文学館)刊行。
旅の本も数多く、モンゴルやパタゴニア、シベリアなどへの探検、冒険ものなどを書いている。
趣味はたき火キャンプ、どこか遠くへ行くこと。

椎名 誠の好評既刊

    なし