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トップ > 単行本紹介 > 空色カンバス

空色カンバス/ 靖子靖史

定価¥1,500円(税別)

空色カンバス(くうしきカンバス)

靖子靖史

すこぶる爽快、おもわず落涙
コイする青春〈禅〉ノベル

住職の兄(29歳)、高校生の妹(17歳)、そして、泣きぼくろの美女(??歳)
家のお寺で、三人の〈生きるための物語〉が始まった

新しい才能によるどこか懐かしい成長小説

あらすじ

三十路(みそじ)間近な住職・日比野隆道(ひびの・りゅうどう)和尚は、父母を失った高校三年生のゆかりにとって唯一の家族であり、歳の離れた“兄ちゃん”だ。兄妹ふたりの暮らす寺にある日、泣きぼくろが印象的な美女がやってくる。「夫から逃げてきた」と訴える彼女を、兄は妹の大反対にあいながらも居候(いそうろう)させることにする――――

僕たちは、生きているから、いつか死ぬ
さまよえる美女の謎を追うさなか、
僕たちは仏教の起源、その奥義に思い至る

愛知県・20代女性

久しぶりに、本を読んで泣きました。思わず涙がこぼれました。悲しくなったからではなく、感動しすぎたわけでもなかったはずなのに。


千葉県・10代女性

刹那的である“今”を生きている私たちがこれからどう生きるべきか、そんな大きなテーマを軽やかに示してくれている気がします。読了後の爽快感はたまりません。何より、新たな道を照らしてくれるような言葉の数々に私も背中を押してもらえました。


東京都・50代男性

軽妙な会話でテンポよく物語を進めつつ、仏教の教えをうまく盛り込んで独特の味わいを醸し出している。


神奈川県・50代男性

この書籍は家族(妻・長男・長女)みんなに薦めます。


千葉県・10代女性

この本を読んでいる間は、頬の緩みを抑えきれませんでした。かと思えば、誰もが悲しい過去を内に秘めていて、涙腺も緩みます。笑って、泣ける本に出会えたのは久しぶりです。


大阪府・20代男性

寺院や仏教の話だと敷居が高く感じるけれど、やさしくて若い住職の兄としっかり者の妹の楽しい会話で、すーっと入り込んでいけました。厚さをものともしないストーリー運びに、ページをくる手が止まりません。

編集者より

前所属編集部の新人賞の下読み選考をしていたときに出会い、すぐに引き込まれた文章でした。
平易でいて的確。なめらかに、流れるように、ページをめくらせてくれる言葉のつらなり。
文字を追いかけるのでなく、引っ張られるここちよさ。
くすっと笑わせてくれ、ふいに涙させてくれる、さりげない機転とユーモア。
文章の才能というものがあるとしたら、もしかしたら、こういうきわめて感覚的なものをいうのでは。
大げさだけれど、そんな何かを、靖子靖史さんの文章に感じつづけています。
内容について、あえて触れません。ぜひ、この作家の、ゆたかな筆のはこびをお試しください。

著者

靖子靖史(やすこ・やすふみ)

1987年、鳥取県生まれ。早稲田大学、駒澤大学大学院卒。2012年、『そよかぜキャットナップ』(第10回講談社BOX新人賞Talents受賞)でデビュー。他の著書に『ハイライトブルーと少女』がある。清新で軽快な文体とミステリ的手法を駆使して綴る青春奇譚で注目を集める新鋭作家のひとり。

靖子靖史の好評既刊

    なし