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トップ > 単行本紹介 > こぼれ落ちて季節は

こぼれ落ちて季節は/ 加藤千恵

定価¥1,300円(税別)

こぼれ落ちて季節は

加藤千恵

魔法はいつか解ける。
大人になってゆくわたしたち、それぞれの恋模様。

スペシャルページ「すべり落ちる時間」

あらすじ

彼と出会った東京は、わたしにとって、魔法の街だった。

田舎から大学進学を機に上京してきた愛は、この何でも手に入る、魔法のような街で大学のフリーペーパーサークルの先輩・新野に恋をした。新野とはキスもしたしセックスもした。でも彼が愛を本当に好きなのかどうかは、分からない。一方、都会育ちの那美香も同級生の新野のことが気になって仕方がない。二人の思いはどこにたどり着くのか……。
アルバイト先の後輩・あさひに思いを寄せる長谷岡と彼に片思いをしている小埜。
ろくでもない男との運命を占うあさひと彼女のことを疎ましく思っている妹のゆき。
10~30代の男女の揺れ動く感情を繊細に描いた、六編の傑作連作短編集。

『ハニー ビター ハニー』の著者が紡ぐ、新たな代表作。

10代 女性

ほろ苦くて切なくて、それでもやめられない恋に胸が締め付けられました。
同じような経験はしたことないはずなのに、登場人物の心情それぞれに感情移入してしまいました。


20代 女性

自分の中にある恋愛感情にそっと寄り添ってくれるように思えました。
恋に悩んで振り回されて、それでも恋することはやめられなくて。
苦い経験も、苦みに気づかないような盲目的な経験も、
全てが体験者の成長に繋がるんだと、なんだか勇気をもらえました。


50代 男性

好きだった異性の存在がすべてと思っていた季節があった。
振り返ると、気恥ずかしく、苦笑いで誤魔化したくなってしまうが、
彼らを見ていると、そんなことも輝いていた季節だったと思う。


40代 女性

男と女、好きと嫌い。
たった4つを組み合わせるだけなのに、
そこに繰り広げられる世界はひとつとして同じものはなく、
なんて複雑で、思い通りに行かないものなのでしょう。

編集者より

誰かに夢中で恋をした季節。
相手の気持ちばかりか、自分の気持ちさえ分からなくなった季節。
あんなにも好きだった誰かが去って行く背中を見て涙を流した季節。
本書は、そんな、誰もが一度は通り過ぎる、切なくて愛おしい時間がつまった作品です。

悩んで、苦しんで、泣いて、それでも誰かを一生懸命に好きだった時代を
思い出して読んでいただけたら、嬉しいです。

著者

加藤千恵(かとう・ちえ)

1983年、北海道生まれ。立教大学文学部日本文学科卒業。2001年、歌集『ハッピーアイスクリーム』で高校生歌人としてデビュー。2009年、『ハニー ビター ハニー』で小説家デビュー。他にも詩やエッセイなど様々な分野で活躍。著書に『誕生日のできごと』『さよならの余熱』『その桃は、桃の味しかしない』『あとは泣くだけ』『卒業するわたしたち』など

加藤千恵の好評既刊

    なし