小説現代

小説現代Facebookページ

小説現代Twitter

小説の愉楽を追求するノベルマガジン

小説現代

定期購読お申し込み

講談社リブラリアンの書架

小説現代Facebookページ

小説現代Twitter

小説の愉楽を追求するノベルマガジン

トップ > 単行本紹介 > 女王

女王/連城三紀彦

定価¥2,300(税別)

女王

連城三紀彦

ミステリーの巨匠による
幻の超大作ついに解禁!

このミス2015 第9位
発売4日で驚異のランクイン!

「序章を拝読したときに
どこへ連れていかれるのだろうと驚いた」田中芳樹

スペシャルページ

あらすじ

戦後生まれの荻葉史郎の中にある東京大空襲の記憶。だが彼を診察した精神科医・瓜木は思い出す、空襲の最中にこの男と出会っていたことを。一方、史郎の祖父・祇介は旅先で遺体となって発見された。邪馬台国研究に生涯を捧げた古代史研究家の祖父は、なぜ吉野へ向かい、若狭で死んだのか? 瓜木は史郎と彼の妻・加奈子とともに奇妙な記憶と不審な死の真相を探る旅へ。だが彼らに立ちはだかったのは、「魏志倭人伝」に秘められた邪馬台国の謎であった。

衝撃の展開、男女の情愛……
連城ミステリーのすべてが織り込まれた傑作!

田中芳樹

卑弥呼が主人公に燃える花の枝を押し付ける、というシーンは読んでいて戦慄したと言ってもいいくらいです。その他にも連城さんの死生観の一端をよく表している部分があって、これが十何年も前に書かれたものとは思えないくらい。『女王』をぜひ読んで、読書の醍醐味というものを肌で感じていただければと思います。


香山二三郎

まず序章で驚いてほしいですね。連城さんのファンである真山仁さんが出だしの一行が本当に凄いとおっしゃっていましたが、その後も惜しげもなく反転技が繰り出されます。また邪馬台国の場所については畿内説と九州説に分かれています。それを連城三紀彦は作品のなかでどう決着をつけるのか誰しもが気になると思いますが、この作品には面白いアイデアが使われている。さらに舞台となっている京都、吉野の風景描写。登場人物たちの内面と呼応させているかのように濃密です。普通のミステリー系作家とは違う、天性の描写力が堪能できます。

編集者より

 連城ファン、ミステリーファンの間で長きにわたり注目され、発売が待たれていた傑作ミステリーがついに刊行となります。
 巻末にはコラムニスト・香山二三郎氏の解説、連城氏の最後のインタビューとなった「わが人生最高の10冊」、インタビューライター・朝山実氏の手記「連城三紀彦さんのことについて」を特別収録。536ページの大ボリューム愛蔵版としてお楽しみいただけます。

著者

連城三紀彦(れんじょう・みきひこ)

1948年愛知県生まれ。1978年『変調二人羽織』で第3回幻影城新人賞に入選。1981年「戻り川心中」で第34回日本推理作家協会賞、1984年『宵待草夜情』で第5回吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞、1996年『隠れ菊』で第9回柴田錬三郎賞を受賞した。2013年10月19日逝去。そして2014年、第18回日本ミステリー文学大賞特別賞受賞が決定した。

連城三紀彦の好評既刊