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トップ > 単行本紹介 > 惑星の岸辺

惑星の岸辺。/梶村啓二

定価¥1,700(税別)

惑星の岸辺

梶村啓二

自分たちには時間がもうないのです……。

宇宙飛行士・甘南備俊介が長過ぎる眠りから目覚めたとき、
何よりも取り戻したいと願ったものは、妻との記憶だった。

デビュー作『野いばら』(第三回日経小説大賞受賞作)で小説読みを唸らせた著者が
満を持して放つ、記憶と時間と愛をめぐる未知の物語

あらすじ

宇宙飛行士・甘南備俊介は、木星衛星探査船でのミッション中、
太陽面爆発による事故に遭遇する。

事故時に人工冬眠に入っていたため、
58年9ヶ月後に奇跡的に救出されるが、
記憶は断片的にしかない。

担当医務官・橘ムラサキが彼のリハビリを助けるが、
訓練が進むうち、甘南備は橘の不思議な挙動に気付く。
彼女はいったい何者なのかーー。

編集者より

ゲラを読むたびに、涙しました。
こんなに泣いたゲラは初めてです。

生きるということは、素晴らしいその時間を刻一刻と喪っていくことでもあります。
そして、愛し愛されるということは、互いにその時間を記憶していること。

担当の好きな箇所は、主人公の親友である医者を、若い軍人が訪ねてくるシーン。
そこで交わされる言葉や道具立ては、何度読んでもぐっときます。

大切なことが美しい言葉で綴られた、スケールの大きな小説です。
読ませどころもたっぷりで、ページをめくる手が止まりません。
ぜひお手にとって読んでみてください。
きっとあなたも梶村ファンになることと思います。



著者

梶村啓二(かじむら・けいじ)

二〇一一年、『野いばら』で第三回日経小説大賞受賞。他の著書に『「東京物語」と小津安二郎』、『使者と果実』がある。緻密にしてスケール感のある物語が、端正で美しい文章で綴られ、大きな期待が寄せられている。

梶村啓二の好評既刊

    なし