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トップ > 単行本紹介 > 闘う力 再発がんに克つ

闘う力 再発がんに克つ

定価¥1,000円(税別)

闘う力

再発がんに克つ

なかにし礼

がんが、再び消えた!

陽子線治療によって、がんを克服した著者。だが、2年半後に再発してしまう。しかもこんどは、陽子線が同じ患部には当てられないという、絶望の淵に立たされる。なぜそこから、がんが消えたのか。奇跡の生還録。



あらすじ

2年半前に先進医療の「陽子線治療」によって、がんを克服した著者。油断をしていたわけではないが、新たながんがついに見つかってしまう。「俺には陽子線がある」。前回の成功体験を踏まえ、陽子線を心のよりどころにするが、同じ場所には陽子線が当てられないことがわかる。心臓がよくない著者には、前回と同じく手術は受けられないはずだ。絶望に打ちひしがれ、一度は「緩和ケア」を選択しようと考える。だが、医師たちのアドバイスによって、開胸手術を決断。そこから著者の人生が、大きく旋回する。その後「抗がん剤治療」に切り替わるが、再発がん消滅までに、いったい何が起こったのか!

編集者より

前作『生きる力 心でがんに克つ』も担当させていただきました。そのときは最初のがんとの闘いの記録で、主に精神部分が描かれ、「新しい治療探しの旅」という印象でした。それに対して今回は「再発」ということもあり、「絶望からのスタート」という風合い。「再発がん」というものが、精神的にいかにダメージを与えるものであるのかを、思い知らされました。また、「陽子線」が同じ患部には当てられないという事実も驚きでした。だから、「抗がん剤治療」ということに。抗がん剤が日々進歩していることを知ることができて、とても勉強になりました。

著者

なかにし礼(なかにし・れい)

1938年生まれ、中国・牡丹江市出身。1964年に菅原洋一に提供した「知りたくないの」のヒットを機に作詩家として活動を開始。数々の名曲を手掛け、日本レコード大賞ほか多くの音楽賞を受賞する。作家としても2000年に『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。2012年に食道がんが見つかり、闘病生活を描いた『生きる力 ―心でがんに克つ―』では陽子線治療を広く世に知らしめた。近著に『天皇と日本国憲法』『平和の申し子たちへ 泣きながら抵抗を始めよう』『生きるということ』など。