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トップ > 単行本紹介 > 潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官

潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官/ 川瀬七緒

定価¥1,500円(税別)

潮騒のアニマ

法医昆虫学捜査官

川瀬七緒

伊豆諸島のある島で、ミイラ化した女性の遺体が発見された。特殊な事態を受け、法医昆虫学者・赤堀も捜査に投入された。だが、いつもと違って遺体の周りには「昆虫相」が無い。「虫の声」が聞こえない状況下で、赤堀は真相にたどり着けるのか。大人気警察ミステリー第五弾!──「週刊・赤堀涼子」掲載中の特設ページはhttp://news.kodansha.co.jp/20161029_b02

あらすじ

伊豆諸島の「神の出島」でミイラ化した女性の遺体が発見され、警視庁から岩楯警部補が派遣された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。死亡推定月日は3ヵ月以上前とされた。第一発見者によれば、島のハスキー犬がミイラを引きずってきたらしい。遅れて島に入った法医昆虫学者・赤堀涼子が、事前に解析した微物と、現場周辺を調べて出した結論は……。

書評

「週刊新潮」11/3号、「日刊ゲンダイ」11/22売り、に書評が掲載されました。

編集者より

シリーズもいよいよ第5弾となりました。法医昆虫学者が、死体周辺の虫の痕跡や生態によって事件を解決に導くという、話の基本構造は一貫していますが、その回ごとに登場する「出し物」が何になるかがこれまた面白い。シリーズ1作目はなんと「蛆ボール」でした。その後もいろいろな虫が・・・(ネタバレになるので詳しくは言えません)。そして今回は、ミイラ。ミイラなんて普段見かけることはないので、本作を読んでだいぶ詳しくなりました。カップめんは3分ですが、ミイラができるには3ヵ月。それを予習しておいて、「なぜ南の島で若い女性がミイラになったのか」という謎に、赤堀といっしょに挑戦してください。カギとなる虫は、ネタバレになるので内緒です。

著者

川瀬七緒(かわせ・ななお)

1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。日本では珍しい法医昆虫学を題材にた「法医昆虫学捜査官シリーズ」は『147ヘルツの警鐘』『シンクロニシティ』『水底の棘』『メビウスの守護者』に加えて本作で5作めとなり、根強い人気を誇っている。近著に『女學生奇譚』がある。