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トップ > 単行本紹介 > 冥の水底

冥の水底/ 朱川湊人

定価¥1,800(税別)

冥の水底(めいのみなそこ)

朱川湊人

ひっそりと生き続ける“マガチ”青年のかなわぬ恋。
生まれてきたことの意味とは? 人間が抱える弱さとは?

ホラーミステリーの名手・朱川湊人入魂の、巨編誕生。

ラストは慟哭必至!

あらすじ

喫茶店に呼び出された市原玲人が、長年の友人である光恵から、奇妙な写真を見せられたことから、すべては始まった。その古い写真に写っていた「もの」は、上半身は普通の成人男性の身体だが、顔が犬のように隆起している狼男。しかも正式な死体検案書が付いている。玲人にこの写真と書類を託した光恵は、数日後、何者かに追われ忽然と姿を消す。息子の一真と、光恵とその写真の謎を追ううちに、「マガチ」族の存在など、我々の想像を越えた彼らの真の姿が浮き彫りになっていった──。

編集者より

ようやく本ができまして、まざまざとこの作品を初めて通して読んだときのことを思い出します。編集部に人がいたので、熱いものがこみ上げてきて、ちょっと困ってしまったなあ……。
自分の弱さに向き合い、なぜ生まれてきたのか自問することは、シズク少年でなくても誰もが通過儀礼としてすることだと思います。その問いに答えを提示していくれる、小説らしい小説です。
2段組で500ページ近い大作ですが、「あっという間に読み終えてしまった」という声がたくさん届いています。
父と息子の物語でもあり、ほろりとさせられるシーンも盛りだくさん。
装幀も凝りに凝ってみました。ぜひ、手に取ってみてください!

著者

朱川湊人(しゅかわ・みなと)

1963年大阪府生まれ。慶応大学文学部卒業後、出版社勤務などを経て、2002年に「フクロウ男」で第41回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。2005年『花まんま』で第131回直木賞受賞。著書に『スメラギの国』『いっぺんさん』『箱庭旅団』『満月ケチャップライス』『サクラ秘密基地』『かたみ歌』『なごり歌』など多数。

朱川湊人の好評既刊

    なし