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トップ > 単行本紹介 > 親鸞 完結篇 下

親鸞 完結篇 下/ 五木寛之

定価¥1,500円(税別)

親鸞(しんらん)

完結篇 下

五木寛之

超大型新聞連載小説『親鸞』が、ついに完結!

あらすじ

弟子の唯円が東国から戻り、東国における教えの乱れを報告する。親鸞は自ら東国に赴こうとするが、唯円や娘の覚信に押しとどめられ、代わりに善鸞が東国へと旅立った。唱導によって当初は成功を収めるものの、親鸞面授の弟子たちとの軋轢を生み、親鸞を悩ませる。他方、都では、女借上・竜夫人が建立した遵念寺の落慶法要が営まれようとしていた。そこへ覚蓮坊と検非違使が突如現れ、居合わせた親鸞と竜夫人を連行しようとするが!?

書評

読売新聞11/18にて、インタビュー記事が掲載に。

静岡県・60代男性

完結篇にふさわしいドラマチックな展開で楽しく、また興味深く読みました。


高知県・70代男性

昼に買って、夕方から読み始めて、夜10時には読み終わった。


福島県・80代女性

新聞がくるのが楽しみだった。毎日切り抜いて10枚ずつ綴っておいた。

編集者より

 2008年9月から第一部『親鸞』が、全国27紙掲載でスタート。次に第二部「激動篇」、そして去年から37紙で掲載を開始し、この11月に単行本が刊行となった第三部「完結篇」で、文字どおり完結となりました。
 今回の完結篇は、親鸞が東国から京都にもどった62歳以降の話。親鸞は晩年に『教行信証』や多くの和讃などを著し、思索的に最も活躍した時期です。ところが、実際には西洞院の自宅に籠ってほとんど外に出ていない。小説の主人公にするには困ったものです。
 そこで五木さんは、周りに架空の人物たちを配し、そちらに光を当てて親鸞を照らし出しました。息子夫婦の心配をしたり、孫を背中に乗せてお馬ごっこをしたりと、これまでにはなかった「人間親鸞」が描かれています。
 五木さんは今回の作品を「稗史(はいし)小説」だと言っています。「文学」ではなく、奇想天外な戯作や講談のようなものをめざしたのだと。10年の構想の終着点はここにあったのです。(「NEWS CLIP」より)

著者

五木寛之(いつき・ひろゆき)

1932年福岡県生まれ。戦後朝鮮半島から引き揚げる。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。81年から龍谷大学の聴講生となり仏教史を学ぶ。代表作は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『百寺巡礼』『大河の一滴』など。ニューヨークで発売された『TARIKI』は01年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれた。また02年度第50回菊池寛賞、09年NHK放送文化賞、10年長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。近著に『下山の思想』『選ぶ力』『無力』など。

五木寛之の好評既刊